年賀寄附金助成により改修

 

今回の助成は、建物の改修というハード面に対する助成なので、私たちの嬉しさもひとしおです。

 具体的な工事は、4月後半から取り掛かかり、さまざまな職種の業者さんが入れ替わり立ち替わりして進んでいましたが、6月下旬、ほぼ予定されていた工事が完了しました。

 

 湯山家旧宅の本屋は、明治10年代に建てられた歴史ある建物です。今回の改修部分は、本屋に接続してその後建て増しされた部分を主に対象にしました。そのスペースは、六畳ほどの洋間二間で、長い間物置とされていたものです。この二つの部屋を、間仕切りを取り払い一部屋にしてより大きなスペースを確保しようとするものです。

 部屋工事以外に行った今回の補助対象事業としては、一階から二階へ上がる階段の手すりの設置、灯油タンクの取り付け工事、一階部分の窓枠工事それと外壁工事がありました。とくに外壁については、本屋は下見板張りでしたが、今回対象とした部分の外壁は古いサイディング貼りでした。今回の工事では、本屋と同様、下見板張りの壁としました。これによって建物全体に一体感が生まれ重厚さも増しました。

 この助成事業の申請で私たちは、町内で子供たちが自由に集える場所、一般の人たちが集える場所、そういったものがないことから、そういった場所を確保したいと言う願いを込めました。

 幸いその願いが認められたことから、この改修が実現することができたのです。私たちは、早速そういった趣旨に沿った事業を展開しなければならないと考えています。まずは子供たちの自習スペースとして、ゆめのたね文庫の開館日(毎週水曜日)に合わせて、2階のスペースを「自習室」として開放したいと思います。

 こうすることによって、学校帰りの子供たちが「文庫」で本を読んだり選んだりすることと、宿題や課題の解決が同時進行していたこれまでの状況を、分離することができます。たくさんの子供たちの利用をお待ちしたいと思います。

 また一般の人たちに対しては、今のところ文庫の開館日に合わせて、または、希望の日時に、利用したい個人やサークルの申し込みを受けて、利用に供したいと考えています。こういった環境が町民の多くの人に周知され、そして利用されることを私たちは願っています。

 今回の改修工事は、古い建物をこのように生まれ変わらせることができるという一つのモデルになるのではないかと思いますし、さらに、町内の空き家対策などについても、私たちが行ったことは先進的な見本になるものと考えます。